想定外だらけの10時~17時フルタイムワークショップ3日間

5月24日、25日、26日の3日間。
台東区で開催された街ぐるみのイベント【モノマチイレブン】に参加しました。

 

この3日間のイベントで10時~17時までフルタイムワークショップを開催したんですが、しょっぱなから想定外のことばかり。

1:気温が30度超えの猛暑日になるかもしれない天気予報。

2:LEDライトの基盤が外れて使えなくなる。

3:参加者の3割が子どもだった。

ひとつづつ解説しますね。

 

【1:気温が30度超えの猛暑日になるかもしれない天気予報。】

ワークショップの会場は室内。
だから、自分の水分補給だけ気をつけていれば大丈夫と思っていたんです。

だけど、実際の場所は室内だけど、入口近く。
ドアをフルオープンにしていたので、外からの熱気が直に入ってくる場所だったんです。

とにかく暑かった!!

自分の暑さ対策としては、水分と塩分の補給をしていれば大丈夫だったんですが、ここで想定外の出来事が!

なんとLEDレジンが暑さでサラサラになりすぎてしまったんです。

通常LEDレジンはとろっとした粘度のある液体。それが30度超えの猛暑によって粘度が低くなってしまい、サラサラの状態に。

サラサラになりすぎると、すぐに液が垂れ落ちてしまうので、レジンの扱いに慣れているわたしでも、慎重に作業するほど扱いが難しくなってしまいます。

急遽、ぷっくりチャームの作り方手順の工程を増やして、はじめてレジンを扱う人でも失敗しないように変更しました。

 

天気ばかりはどうすることもできません。

まさか5月で猛暑になるなんて、だれも想定できませんよね。

 

 

【2:LEDライトの基盤が外れて使えなくなる。】

今回のワークショップのために、新しくLEDライトを購入してました。

イベント会場でLEDライトをセッティングしようとしたところ、本体にコードを差し込んでもなんの手応えもなかったんです。

よく見てみると、中の基盤が外れていました。

コードを差し込むときに、基盤ごと中に押し込んでしまったようでした。

 

LEDライトが使えなければ、ワークショップができません。

 

すぐにLEDライトを分解して、中を見ました。
(分解できる作りでよかった)

そうしたら、基盤まるごと外れていたので、接着剤でとめれば直せることがわかりました。

幸い、ワークショップ会場はフエルト製造卸業者の直営店舗。

ハンドメイド材料の1つとして、強力な接着剤も販売してました。

すぐに接着剤を買って、LEDライトを修理。

なんとかワークショップの時間に間に合いました。

 

実は、このLEDライト。
持参したバッテリー電源と相性が悪かったらしく、ライトが点灯しないというアクシデントも。

コンセント電源直付けに変えて対応しました。

コードが邪魔になるから、バッテリー電源にしたんですけど。、ッテリーとの相性ってあるんですね。

 

 

【3:参加者の3割が子どもだった。】

大人向けに作ったワークショップだったので、子どもが来るとは思っていませんでした。

実際にワークショップが終わってみたら、参加者の3割が子ども。

これは想定外でした。

事前に予約をいただいた方はすべて大人の女性。
当日、飛び込みで来てくれた方のほどんどが、お子さんだったんです。

ショップに来たおこさんが、ぷっくりチャームのサンプルを見て参加してくれました。

キラキラと可愛いものが好きな女子にとって、レジンのキラキラ感は女の子心をくすぐりますよね。

暑さのために、慎重に作る工程に変えていたので、お子さんでも失敗することなく作っていただきました。
中には小学校低学年のお子さんもいたんですよ。

自分で作ったぷっくりチャームを見て、みんなとってもうれしそうに笑ってました。

これをきっかけにものづくりの楽しさを知ってもらえたらいいな。

 

 

次々と起こるアクシデントにどう対応していくのかって、実はワークショップやレッスンではとっても大事なスキルの1つ。

どんなに事前準備を万端にしても、アクシデントが起きるときには起きちゃいます。

こればかりは場数を踏んで、経験値を上げていくしかないんですよね。

だからといって、アクシデントを恐れていてはワークショップはできないです。

このワークショップのリアル感は、経験した人にしかわからないおもしろさがあります。

 

もし、イベントのワークショップに参加してみたいなと思っていたら、まずは規模の小さなところからはじめるのをおすすめします。

1日数時間のワークショップからはじめて、だんだん日数や時間を増やしていくと、無理なくワークショップを開催できるようになります。

お客さんとの会話も楽しいですよ。

 

想定外のことばかりのワークショップ3日間でしたが、いい経験をさせていただきました。